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強運な女になる

林真理子さんの「強運な女になる」を読みました。
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エッセイ集で、読みやすかったです。
長編小説を読むにはどっぷりとした時間が欲しいので、短時間で区切りよく読めるエッセイは結構好きで、ちょこちょこ読んでいます。
小説を書くことを仕事にしている人のエッセイは、さすがに読みやすいです。「美女入門」シリーズとかになっちゃうと、またちょっと違った、
「ああ、この人、女性週刊誌とかワイドショーとか好きなんだろうなあ…」
というのが目に浮かぶ感じで、あんまり熱心には読もうと思わないのですが、最近自分が着物に少しだけ興味が出てきたせいか、林先生の着物まわり、日舞のお稽古のエッセイなんかはするする読めました。
林さんの書くものを読んでいると、目に浮かぶのは数年前の藤原紀香さんとか米倉涼子さんとか、上昇志向が強くて、野心があって、それを隠そうともしないバリバリ系の美女。そしてそんな女性がエビちゃんみたいなふわふわ(でも中身は腹黒)モテ子に彼を取られ、ひとりであたしは生きて行くのよと階段を駆け上がる…。という女性像でしょうか(おおざっぱやなー)。
「女だって頑張れば今は収入だってついてくる。だから女子よ、男の財布を当てにせず、自分の稼ぎで贅沢しましょう!」
というようなメッセージもあったりして、それはまあ大事なことだと思うのだけれども、例えばフジコ・ヘミングさんみたいに
「将来を嘱望された新進ピアニスト。さあ、いよいよ世界デビューの日がやってきた。なのに、何故かいきなり耳が聞こえなくなってしまい、それから、何十年も経ってしまいました」
という、ままならないことだってあると思うのです。
そして、その「ままらないこと」をどう越えて行くか、というのが人生であると、私は思うのです。
自分の才能一本で勝負して、収入を得るのはすばらしいことだけれど、病気になる事だってあるし、作家が書けなくなることだって、女優が人前に立てなくなることだってあるかもしれません。
そういう状況でも生きつづけなければならない、となった時、いかに人生を過ごしていくか、という視点は、常に持っていたいと思う今日この頃なのでありました。

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